保育士は天使ママ

県内有数のお嬢様大学卒で、憧れの保育士にもなり、学生時代から付き合っていた大好きな彼とも結婚ゴールイン!からの義母との同居、DV、モラルハラスメント、子どもとの死別、離婚・・・。などなどの大転落人生。笑いありちょっぴり涙ありの天使ママになった保育士、きもったま母ちゃん桜の大奮闘記。自由への扉。

命日

月くんへ


貴方が居なくなってしまったあの日から、
もう8年が経ちましたよ。

今、何してる?
お母さんは、今、悔しくて、悲しくて、
申し訳なくて、貴方に会いたくて

手紙を書いています。

会いたくて、会いたくて、
あの日の後悔ばかりして、
涙が溢れて止まらなくて。

それでもやっと最近、
貴方の写真に話しかけることが出来るようになりました。

花を飾ることが出来るようになりました。

こうして、手紙を書けるようになりました。

10年後に貴方は生まれ変わってまた生をうける。
と言った人もいました。

月くんはまた、お母さんがもう少ししたら、
産むことになる。と言った人もいました。

お母さんには、何が真実か分かりません。

お母さんにとっての真実は、
貴方は、居なくなってしまった。
という事実だけ。

助けてあげられなかった。
一緒に逝ってあげることも出来なかった。

貴方の魂が生まれ変わると言われたとき、
私は死んでも、もう月くんには会えないんだ。
と、自分勝手な気持ちしか持てなかった。

月くんにとっては、生まれ変わる事が本当の事なのだとしたら、喜ぶべき事なのかもしれないのにね。

だめなお母さんです。
だから貴方は逝ってしまったのかなって。

何度も思いました。

でも、まだしゃべれない月くんが、
最後の時、

私を
『おかあさん!』
って、呼んでくれた。

大きな声で。私にはそう聞こえたの。

それだけは、何故か自信があって、
今でも信じてる。

鮮明にあの声を思い出す事が出来る。

月くん。ありがとう。
お母さん。て、呼んでくれてありがとう。

さよならの前にちゃんとお母さんを起こしてくれてありがとう。

助けてあげられなくて、ごめんなさい。

これからも、お墓には入れないよ。
ずっとずっと抱きしめていたいから。

お母さんが逝くときに一緒に行こう。

ずっとずっと、そばに居ようね。

大好きだよ。ずっとずっと、私の息子。
愛してる。
会いたいよ。月くん。