きもったま母ちゃん桜です(^^)v
救急車がきた!
もう大丈夫!!!
何て甘かった。
聞かされた言葉は…
『現時点で呼吸も心臓も停止しています』
だった。
救急隊の方の動きは実に迅速で、
どんなに長い時間がかかろうと、
救命措置をやめないでくれた。
あの姿には
桜母ちゃん今でも感謝の言葉しかありません。
でも、
悪夢は別の形でそこにありました。
受け入れ先の病院が見つからないのです。
と言うか…
救急隊員がどれだけ頼んでも
病院側が拒否するのです…
すでに息の止まった乳児。
受け入れてくれる病院がなかったのです。
何件も断られ出発までに30分ロスしました。
ついに掛かり付けの病院にまで断られ、
救急隊員がぶちキレてくれました。
『先生!見殺しにするんですか!!!!』
って…。
そして、
『もうそちらに向かいますから!』
と病院から受けた言葉とは裏腹に
救急車を出してくれました。
『事故しない限りの全速力で行け!!!』
そう怒鳴りながら、掛かり付けの病院まで連れていってくれたのです。
↑本当にこの時の救急隊員の方達には感謝の気持ちしかありません。
息子は助からなかったけれど、
こんなに一生懸命にしてくださったこと。
いつかお礼の手紙をしたためようと思っています。
病院へ向かう途中さらなる悪夢が重なりました。
渋滞にはまったのです。
どんなに道を開けてください。とお願いしても
先には進めず
時間ばかりが過ぎていく。
桜母ちゃんは怖くて仕方がない反面。
病院にさえ着けば
助かると思っていました。ずっと、救急隊員さんの邪魔になら無いように、月くんの足を握っていました。温かかった。
我が子が亡くなるなんて
そんな救急車の中でさえ
想像が出来なかったのです。