桜の一歩

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学習障害とモバイルプリンター

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桜母ちゃんです(^^)v

長男太陽くんには、自閉症スペクトラムと注意欠陥多動性障害の他に学習障害の診断が下りています。

学習障害には

 計算だけが出来ない

 文字の読み書きだけが出来ない

 聞き取りだけが出来ない

 

など、知的能力に問題がないにも関わらず特定の分野のみ苦手とする特徴があります。

そして、太陽くんの学習障害の内容はディスレクシア(読み書き障害)と言われるものです。

学習障害とモバイルプリンター

さて、今回の見出し、その学習障害のディスレクシアと、プリンターがなんぞやの?って感じだと思うのですが桜母ちゃんは昨日感動の嵐だったのであります!

板書を写メする

太陽くん

お母さんミニフォトプリンターが欲しい

桜母ちゃん

なにそれ?何に使う物?

太陽くん

あのね~スマホの写真をプリントするやつ
授業ですぐに写真を撮ってノートに貼っていこうと思ってさ

桜母ちゃん

何ですと~!!!そんな便利な物があるの!
すぐに探しましょ!

高校に進学 今の現状

太陽くんは中学を卒業してこの春高校に進学しました  パチパチパチッ!

正確には高校ではありません。

太陽くんはディスレクシアのため中学校時代、下のような特性がありました

 読むことは小学生3年生レベル

 書くことは小学校2年生の漢字レベル

 文字も5ミリ方眼の1センチ四方の中に収めることは難しい

 人から見て読めないほどに字が乱れている

その為、中学校の定期テストは合理的配慮をお願いして受けていました。

太陽くんと桜母ちゃんが学校に申し入れていた合理的配慮は以下です

 テストは別室で一人受ける(質問事項があるため)

 テストの時間は人の1.3倍時間(読むのに時間がかかるため)

 漢字が読めない時は監督官に質問ができる(漢字の読み以外の質問には答えない)

 テスト終了後に、監督官が読めない字を太陽くんに確認して、監督官が代筆する

 

というものでした。

 

こんな手間のかかることも合理的配慮として受け入れてくださって、感謝の限りです

桜母ちゃん

先生方!ありがとうございますっ

合理的配慮とは

 

障害のある人から「社会的なバリアを取り除いて欲しい」という意思が示された場合には、その実施に伴う負担が過重で内範囲で、バリアを取り除くために必要かつ合理的な対応をすること。

政府広報オンラインより

※桜母ちゃん昔々、自分の言葉で伝えたいので引用はしません。と記述したことがありますが、正確な情報をお伝えする為には時には必要だと判断いたしましたので、これからも正確な情報のために必要と思ったときには引用を使わせていただきたいと思います。

 

要するに、

障害により感じられる社会の壁(困難なこと)を

合理的な(それに見合った)

配慮(方法)で無くすこと

 

であると言えます。

 

視力の悪い方が眼鏡を使用する。足の不自由な方が杖を使用する。事などと同じように、黒板を書き写す事が出来ない生徒が黒板を写真に撮って記録する事も合理的配慮となるわけです。

こうした合理的配慮は障害者差別解消法が改正され、令和6年4月から事業者による障害のある人への「合理的配慮の提供」が義務化されました。

※事業者とは企業や団体、店舗のことであり、目的の営利、非営利、個人、法人を問わず同じサービスなどを反復継続する意思を持って行う者を言う。個人事業主やボランティア活動をするグループも「事業者」に含まれます。

 

しかしあくまでも、事業者等の事務や事業の目的、内容、機能に照らし

①業務に不随するものであること

②障害のない人との比較において、同等の機会の提供であること(優遇がもくてきではない)

③事業者の過度な負担にならないこと(費用面や本来の業務に大きな支障が出る等)

など、合理的配慮の範囲も決められています。

政府広報オンラインでは分かりやすく説明されていたので、是非覗いてみて下さい

太陽くんの授業における合理的配慮のお願い

合理的配慮の義務化は令和6年4月から開始されました。

それまでは、あくまで努力義務でありました。

一応公立の学校は義務、私立の学校は努力義務。など細かい決まりはありましたが、

太陽くんの場合、公立でも「人員が足りないため合理的ではない」「成績の付け方が難しい」など様々な理由で受け入れていただけない事もありました。

そのあたりは、「自閉症スペクトラム・中学校編」のカテゴリーでいずれ書いていこうと思っています。

 

そして桜母ちゃんが冒頭で

桜母ちゃん

感動の嵐だったのっ

と言っていたのは、実は太陽くんが中学生のころ、合理的配慮をお願いするときひとつだけどうしても本人が聞き入れなかったことがあるのです。

それは

黒板をタブレットで撮影すること

でした

太陽くん

え イヤだよ めだつじゃん

桜母ちゃん

え~~~~~~~~!こんな所で思春期発揮するのぉ~・・・・・・ウソだ

そんなわけで、中学生時代は黒板を写すことが出来ない太陽くんは耳で聞いて覚えたことのみ自分の学んだことになる。感じでした・・・。

 

でもそれはやはり授業にはついていけないことが明白でした。 自閉症児太陽くんの反抗期も、これまた壮絶でした。

こだわりが強すぎて自分の意思を曲げられず自分から険しい道へ進んでいくという・・・。

母としてはなんともせつないもどかしい時期。こちらもまた「自閉症スペクトラム・中学校編」で書いていこうと思っています

 

それがこのたび!高校に進学して自分のやりたいプログラミングの専門の授業が始まって 本人に覚えたい!!

と言う気持ちが芽生えたのですね!

自分からミニプリンターを使って写真をすぐに印刷してノートに貼りたい。

と思いついたのだそうです

ミニプリンターを購入

ネットですぐさま検索して「スマホ 写真 印刷」など、手当たり次第検索しました

 

手のひらサイズからA4対応サイズ、インクジェット式から熱で色を出す感熱紙方式など沢山の酒類がありましたが、

 

太陽くんがこだわったのは

コストコンパクトさ、そして静音性(授業中なので)

でした。

専用のシール紙が比較的高いものを避け、なおかつ鞄で持ち運べるもの。

 

と言うわけで、三つ目のタイプを購入しました。

好きな勉強に打ち込んで欲しい

この先、こうやって自分の学びたいと思うことに対して「字が読めないから」と「字が書けないから」と、諦めないで欲しい

 

学びたいことに情熱をもやして、ストイックに自分を成長させて欲しい

 

母ちゃんは全力で応援するよ

 

桜母ちゃん

誰か母ちゃんを経済的に全力で応援してwww

モラ夫は「面会は増やしたいけど養育費は減らしたい」と調停に申し立て中なので・・・。あてにしてませ~~~ん(笑)

 

☆今日の桜ニャンズ☆

頑張ってる!あたし!

頑張ってる!天使ママ!

頑張ってる!病気っ子ママ!

頑張ってる!自閉っ子ママ!

頑張ってる!シンママ・シンパパ!

頑張れ!脱モラハラ!

  自分らしく生きよう! 桜