桜の一歩

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生きる④~セカンドオピニオン~

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桜母ちゃんです(^^)v

前回の記事で神経内科医の態度が許せなかった桜母ちゃん。他の医師にも話を聞くことにしました。

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンと言えば、一般的には違う医療機関で主治医とは違う先生の意見を聞きたい時などに利用すると思います。

 

なので、今回桜母ちゃんが取った行動はセカンドオピニオンではないのではないかな?と思われる方も見えるかもしれません(^^;

イヤ、実際違う気もします・・・。

 

ただ、大きい病院でしたので、メインで主治医として治療をして見える先生が曜日ごとに違ったりするわけで、ひまわりちゃんの通う子ども病院は、「一人一人がもし開院をしていたとしたら、院長クラスの先生ばかりだ」と前に地元の脳神経外科の先生に言われた事があったのを思いだして、

 

「他の先生の意見を聞きたい」

 

と思ったのです。

だから申し出ました。他の先生のご意見を聞きたいから予約を入れ直したいと。

すると、「主治医は変えられません」とのこと。

 

・・・。もうどうしろというのっ!!

 

 どうするもこうするも訳が分からなくなった桜母ちゃんは、食い下がっておねがいをしました。

どうか、話を聞いて下さい。と。

 

ひまわりちゃんは産まれたときからこちらの病院でお世話になっていて、生後二ヶ月の時に初めて肺動脈絞扼術という手術を受けています。その時に入院中、当時、循環器と同じ病棟に神経内科もありましたので、その時の顔を知っている先生にどうしてもお話を聞いて頂きたい。と病院側にお願いをしたのです。

 

産まれたときからずっとお世話になっているこの子ども病院は

理念の一つに、

子どもの療育環境の重視と更に質の高い医療へ」という言葉を掲げていて、

治療行為そのものが苦痛や不自然な生活をしいていてそれ自体が患児にも家族にも大きなストレスを与えている。その子ども達の生活を守り、心の発達を促す専門医を置くと共に、家族を支える。

 

と言うことを実践しており、循環器の先生はいつも「お母さん、説明を聞いた今の気持ちはどう?」と聞いて下さったり、看護師さんは「ずっと椅子にいたら疲れるでしょ?ベットに横になっても大丈夫だから、寝て良いのよ」と声を掛けてくれたり、保護者専門の心理カウンセラーさんが病棟を回っていていつも話を聞いてくれたりしていました。

 

だから余計に今回の神経内科の先生の対応に不信感しか沸かなかったのです。難病を抱える子どもも、その親も支える。それがこの病院の掲げる理念の一つだったのではないのか。そんな風に感じてしまったのです。

 

その時の桜母ちゃんの行動力はすごかったと思います。

よもするとクレーマーと言われたらどうしよう。

そんな不安も過ぎりながら・・・。

いやいや、こんなに色んな医療機関を回ってきて最後にこの診断では納得できない。

 

この時は夢中になってお願いをしました。予約をしないと受診できないことは100も1,000も承知です。でも、それもダメだと言われたら(なんでダメなんだろう)

この時は、母ちゃん本能の赴くままに行動をしたのです。

 

そんな行動を派手に取ったこともこの記事を書くために、心の準備をするのに時間を要してしまった一つの原因です。私の取った行動は間違っていなかったか。第三者から見たらひどいクレーマーに見えるのでは無いか。恥ずかしい行為だったのでは無いか。

 

私自身はいま、その時の自分の行動を間違っていたとは思っていません。ただ、ごねたら勝ち。と言うモラ夫と同じ事をしてしまっているのでは無いか・・・。そんな思いが心の中で引っかかっていたのです。

話を聞いてくれた

「話を聞いて欲しい」とお願いしてお願いしてお願いし倒して、なんと神経内科の病棟長の先生(当時ひまわりちゃんが入院していたときの顔見知りの先生)が話を聞きに来て下さったのです。

 

私は話をしました。

・ひまわりの足が突然動かなくなったこと。

・地元の病院にも何度か検査に行ったけど異常がないこと。

・片方の足が動かなくなってから二週間が経過していること。

・脳の中に無数の良性腫瘍があること

・その可能性も踏まえて受診前に病院に連絡を入れておいたこと。

・連絡は神経内科の先生に伝わってなかったこと。

・足のことは分からない。僕にどうしろっていうの?と言われたこと。

・お母さんの態度のせいで(泣いたり感情的になってしまうこと)で動かないのでは無いか。と言われたこと。

・脳神経外科ではなく心療内科へ行くように言われたこと。

・検査もしないでそう言われたことが私は納得が出来ないこと。

・私は自分自身が心療内科に通っているため、胸が痛かったり動悸がしたりするときは心療内科の先生は必ず、「まず病気が無いか検査をしてきてください」身体的な病気が否定されたら治療やお薬を検討しましょう」と言うこと。

・この病院の理念は変わってしまったのか。親を責めることで子どもの動かなくなった足が動くようになるのか。医者にお母さんが悪いと宣言された子どもの気持ち、子どもにお母さんのせいであなたの足は動かないんだよと医者に言われた親の気持ち、わかりますかと。

・お願いですから検査をしてくださいと。

 

どんどん言葉が溢れてきました。

病棟長の先生は黙って聞いてくれました。そして、

「お母さん、少し待っていて頂けますか?いま、お母さんのお気持ちを聞いたので今度は担当した主治医に話を聞いてきます。」

 

そう言われたとき、ホッとしたのを覚えています。

あぁ。この先生は両方の言い分を聞いてくれる。真ん中から話を聞いてくれてる。

と、感じました。

 

しばらく待つと、病棟長の先生が戻ってきました。

 

「お母さん、お母さんのお話ししてくれたことは実際にあったことだと主治医と看護師にも確認をしてきました。」

 

「ひどい言い方だったと思います。お詫びしないといけません。ただ、まだ主治医のほうも興奮しているのでこの場に来ることは出来ません」

 

と言われたので、

 

「来て頂く必要はありません。」

「私は謝って欲しいとか、そんなことでは無いんです。」

「助けて欲しいだけなんです!」

「何で足が動かないのか検査をしてほしいんです。ちゃんと診察をして欲しいんです」

「それだけなんです!」

 

と伝えました。

 

すると病棟長の先生は

「正直、主治医が言った心理的な問題も否定できないと僕も思っています。心理的な問題で足が動かない腕が動かない頭が痛くなるおなかが痛くなる。そういうことは子どもさんにはよくあることなのです。だから、今回ひまわりさんの場合もそうかもしれないと私も思います。」

 

「ただ、やはり心理的な問題である可能性を踏まえつつ、身体的な問題で無い事を色々な検査をして否定しないといけません。」

 

(T^T)

欲しい言葉が初めてもらえた・・・。

良かった。これで、検査をしてもらえる。

 

「ありがとうございます」「ありがとうございます」

 

もうその言葉しか出てきませんでした。

 

そして、検査の予約をして帰ることになるかな。また仕事ちょこちょこ休まないとな・・・。・・・。と思っていたら、

 

病棟長の先生が

「今回ご迷惑をお掛けしてしまって、また何度も足を運んで頂くのも大変かと思いますので、もし良ければ明後日から一週間入院して全て調べませんか」

と提案されました。

 

え!!ビックリしました。

驚いていると

「ひまわりちゃんは脳に抱える腫瘍もありますし、循環器の問題もありますし、幾つか検査をした方が良いと思うのです。入院中なら脳神経外科とも連携が取りやすいですし、結果を一緒に評価する事も出来ます。いかがですか」

 

と言われました。

 

母ちゃんは・・・。悪い母ちゃん。一瞬仕事が頭を過ぎりました。「一週間・・・。」

でもシングルで働いていくと決めたのは子ども達と一緒に生きていくため。

仕事に迷惑をかけるけれど、それよりも今はひまわりちゃんの検査が優先!

そう即決した母ちゃんは

 

「お願いします」

と答えました。

 

頑張ってる!あたし!

頑張ってる!天使ママ!

頑張ってる!病気っ子ママ!

頑張ってる!自閉っ子ママ!

頑張ってる!シンママ・シンパパ!

頑張れ!脱モラハラ!

  自分らしく生きよう! 桜

☆今日の桜ニャンズ☆