桜の一歩

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生きる⑥〜入院生活〜

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桜母ちゃんです(^^)v


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入院生活

入院して検査をすることが決まったひまわりちゃん。桜母ちゃんとひまわりちゃんの束の間のラブラブのんびりタイムが始まりました。

www.kimotamakachan.com

 

さて、にわかに始まりました入院生活!

初日は流石に有給を取って、荷物を持って入院手続きをして、ひまわりちゃんと二人きり、久しぶりにゆっくりしました。

日頃を振り返る

思えば母ちゃんは毎日毎日、朝子どもたちが学校に出発する前に出勤して、帰りは20時21時は当たり前。休日には仕事の持ち帰りの工作をしていたり、休日返上して職場に赴き書類を書いていたり…。疲れて寝てたり(反省…)

 

とにかくシングルでも貧しい思いはさせない!

 

そんな気持ちに囚われて、今の仕事を辞めるわけには行かない。職場で評価されないといけない。

 

子持ちだから早く帰るとか、すぐに休むとか言われてはいけない。

 

そんなふうに思って、必死だった気がします。

いつからそうなってしまったのか。

思えば

離婚して、今の職場に復帰してすぐの頃は

 

家庭と両立する。寂しい思いはさせない

 

そう強く思っていたから、定時で帰ろうと努力もしていました。

 

放課後クラブにも時間ギリギリになっても自分で行く!そのために時間内に仕事を終わらせよう。

 

そう思って、実行していました。

 

でもある時、中堅の同僚に言われました。

「復帰するって決めたの自分ですよね」

「時間で帰られると他の人に負担なんですよ」

母親だからって正職で働くなら同じ給料なんだから、私達と同じ仕事するべきですよね」

 

ホントに、現実は厳しい。

言われることは辛いけど、

一緒に同じ学年で働いてる若い子たちに負担が行ってしまうのも現実。

私(学年の主任)が定時で帰れば、若い子たちは主任の決済が必要な仕事は進めることが出来ない。

 

それに、私だって保育教諭として20年働いてきていても、やっぱり書類を書くのは時間内に終わらせることは出来ない。

 

まだ駆け出しの、書類の書き方も分からない、仕事の要領も分からない。そんな子たちを置いて先に帰れば、私と同じ中堅の立場にある同僚達がカバーしないといけないのは必須。

 

しかも個人情報なので書類は絶対に持ち出すことが出来ない。だから、書けなければ帰れない。

「◯月のお知らせ」などのお手紙類も同じ。持ち帰りは出来ません。そしてそれを作ることが出来るパソコンは12クラス320人在籍のこども園でしたが、何と一台のみ。

パソコンは常に順番待ちです。

それでどうやって定時までに仕事を終わらせられるというのか。

 

人手足りない

事務の時間足りない

休憩取れない

仕事終わらない

残業するしかない

残業代つかない

 

保育業界問題が多すぎですね(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)

 

 

そりゃあ、不満が募るのもわかります。

 

だから休憩取らずに(正確には取れない)とにかく事務仕事をやって、自分の事務仕事の時間は若い子たちのフォローに付いて…。作り物は持ち帰る。家に帰ってもずっと仕事。

 

そしてまたすぐに次の日がやってきて。

 

そんな日々の繰り返し。

その結果

居眠りをしてしまい、車を1台廃車にしてしまいました…。

幸い、人身事故ではなく、電柱にぶつかるという、単身の物損事故でしたが…。

本当に人を、傷つけなくて良かった。

 

その頃から、実家の母が

「命あっての仕事だから、子どもたちの迎えは連絡くれたら私が行く」

と言ってくれるようになって、頼るようになりました。

 

そして、残業する日が増えていきました。

その頃世間ではコロナが大流行

そんなふうに、残業が増えていくと、やっぱり子どもたちとの関わりは軽薄になっていきました。

自分ではそんなつもりはなかったけれど、疲れ切って帰って行くと、きっと笑顔も減っていたのではないかな。

 

そしてその頃、世界中でコロナが大流行し始めました。

放課後クラブは閉鎖になったり早帰りになったり…。

ひと度「濃厚接触者」となると放課後クラブにはいけなくなってしまうという状況。

 

その内、子どもたちは学校が終わると家に帰ってきて、家で二人で放課後の時間を過ごす。という時間が増えていきました。

入院生活中は

そんな日々を送っていただいた桜母ちゃんとひまわりちゃんにとって、久しぶりにゆっくり向き合える時間になりました(^^)

 

9時〜15時まで仕事に行っていても、

16時に病院で

「ただいま~」

「おかえり~」

「今日はこんな事をしたよー」

って、沢山のお話をして、一緒に夕食を食べて、(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧

ひまわりちゃんの恋バナを聞いたりしちゃいました(母ちゃん感激♪)

運動療法室

さて入院初日、看護師さんから言われました。

「運動療法室へ遊びに行って来てくれる?」

と。

どうやら、入院中は検査も進めるけれど、理学療法士さんと一緒にリハビリ室で歩く練習をしてみよう!とのことらしい。

 

そこで初日は母ちゃんもお休みを取ってい一緒に運動療法室に行ってきました!

 

今までは心臓の検査や手術で入院していたので、ひまわりちゃんにとっても、母ちゃんにとっても、運動療法室は初めての場所。

 

テンション上がっちゃいますっw

 

あっちをキョロキョロこっちをキョロキョロ

 

松葉杖無しで歩く

理学療法士さんが一通りひまわりちゃんの足を触ったあと、肘の高さの二本の棒がある場所へ案内してくれました。

「棒つかんでいいからね」

「歩いてみようか」

(´゚д゚`)いきなり???

 

ひまわりちゃんも桜母ちゃんも戸惑いながらも、ひまわりちゃん棒の近くへ。

 

松葉杖を床に置き、棒に手を添えて、

 

…。

…。

…。

 

いやいや、そうよねw

一歩が踏み出せない

 

いやいや、これで歩けたら入院してないよ…。

「ふむふむ。じゃあ、松葉杖二本じゃなくてこのカッコイイ杖一本で歩いてみよう!」

 

と、何だかカッコイイ杖を出してくれた理学療法士さん。

それは、クラッチ杖と呼ばれる松葉杖に変わる杖でした。こんな感じです↓

 

 

歩けなくて下がったテンションがNEWアイテムによってまた上がるひまわりちゃんw

単純で可愛い。

 

でもやっぱり上手く行きません。

理学療法士さんが

「松葉杖と同じ要領で歩けるよ」

とコツを教えてくださると、松葉杖を一本にしたときと同じだと気がついたひまわりちゃん。

 

「こう?」と一歩踏み出しました!

ほとんどの体重を杖にかけていましたが一歩だけ!歩けました!

嬉しくなったひまわりちゃん。

「こっちの杖がかっこいい!」

「じゃあ明日もおいでね!これ貸してあげるから!」

と、理学療法士さんと仲良しになれました。

検査

そんなリハビリっぽいこともしつつ、検査も進んでいきます。

血液検査に頭部MRI、足のMRI、CTなどなど、日々少しずつ。

 

でも、検査の結果を聞くたびに謎は深まるばかり。

「今日の検査結果からは異常な所見は見当たりませんでした。」

 

ホッとすると同時に、じゃあ何で足は動かないの?という、謎は深まるばかりでした。

 

そんなある日、ひまわりちゃんにある変化が見られました。

 

 

頑張ってる!あたし!

頑張ってる!天使ママ!

頑張ってる!病気っ子ママ!

頑張ってる!自閉っ子ママ!

頑張ってる!シンママ・シンパパ!

頑張れ!脱モラハラ!

  自分らしく生きよう! 桜

☆今日の桜ニャンズ☆